中央値とは
中央値(median)とは
中央値とは、ある一群の数値データ(観測値)を大きい順に並べたときの中央の値のことを言います。
データの個数が奇数の場合の中央値
データが奇数個の場合には、中央の値が中央値になります。
以下の例では部屋Cの5が中央値です。
アパートの部屋別の家賃 | 部屋A | 部屋B | 部屋C | 部屋D | 部屋E |
---|---|---|---|---|---|
価格(万円) | 4 | 4 | 5 | 7 | 7.5 |
データの個数が偶数の場合の中央値
データが偶数個の場合には、中央に位置する値が2つになります。この場合は2つの値の平均値が中央値になります。
以下の例では部屋Cと部屋Dの値が中央になりますので、5と7の平均で6が中央値になります。
アパートの部屋別の家賃 | 部屋A | 部屋B | 部屋C | 部屋D | 部屋E | 部屋F |
---|---|---|---|---|---|---|
価格(万円) | 4 | 4 | 5 | 7 | 7.5 | 8 |
今回の例では、あらかじめデータが昇順に並んでいますが、実際に中央値を算出する場合は、最初に観測値を昇順に並べ替える操作を忘れずに実施しましょう。
カテゴリ: 統計学の基礎
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記事の筆者
AVILEN編集部
株式会社AVILEN