E資格合格者インタビュー「E資格を通して、更に勉強が面白くなった」
エンジニアとして、スポーツ業界のデータ活用支援に取り組む菊池さん。AI・ディープラーニングに興味をもち、G検定取得後、AVILENの「全人類がわかるE資格コース」を修了し、E資格2022#1に合格しました。
今回は、E資格合格にむけて取り組んだことについてインタビューしました!(E資格講座について知りたい方はこちら)
【YouTubeでインタビュー動画を公開中】
E資格合格者インタビュー 菊池さん
ーーE資格合格おめでとうございます!まずは、菊池様の自己紹介をお願いします。
IT業界でエンジニアをしておりまして、スポーツテックの案件に携わっております。具体的にはプロスポーツチームで今まで使われていなかったデータをアナリストが活用できるようにする支援をしております。
E資格学習前の前提知識
ーープログラミングやAIに興味を持ったきっかけは何ですか?
前職のコールセンターで働いていた際にプログラミングに興味をもってPythonを独学で勉強していました。AI技術を既存のIT技術と組み合わせることによって、社会にとってより良いものが作れるのでは?と考え、興味を持ちました。現在の会社では、未経験者をAIエンジニアに育成するという取り組みをしており、その研修の過程で機械学習を勉強しました。
ーーG検定を取得されているかと思いますが、どの時期に取得しましたか?
2021年の7月に取得しました。G検定を取得してすぐにE資格の勉強を始めました。
ーーその他、取得している資格はありますか?
Pythonを独学していたときに、Python 3 エンジニア認定基礎試験を、現在の職場でネットワークエンジニア資格のCCNAを取得しました。
ーーAVILENのE資格講座を選んだきっかけは何でしたか?
G検定の勉強の際に「全人類がわかるG検定対策講座」を受講し、その流れで、E資格のJDLA認定プログラムもAVILENを選びました。
E資格合格に向けた学習の進め方
ーー E資格講座の学習のスケジュール感について教えてください。
平日、休日は1〜4時間程度、動画講義とコーディング演習に取り組みました。プロダクト開発演習以外は2ヶ月くらいで終わらせました。
当初の予定では、業務に関わるプロスポーツ関連のプロダクト開発をしようと思っていたのですが、やりたいことを実装するにはまだ理解力が足りず、仕事の繁忙期も重なってしまい、テーマを切り替えて取り組みました。
ーーコーディング演習は難しかったですか?
コーディング演習は一番最初が苦労しました。プログラムは今までも業務で経験してきましたが、最初コーディング演習の内容を見たときに、一目ではコード全体の内容を把握できず、問題箇所に何を埋めればいいのか分からず苦労しました。
ですので、コーディング演習の内容を理解するために、処理ごとにコードをエクセルに書き出して、そのコードが何をやっているのかまとめました。結果、問題の箇所は定義に従って書けばよいと分かり、コーディング演習もできるようになりました。
ーーコードの内容をまとめているとき、分からない部分はどうしていましたか?
私が分からなかった理由の多くは、関数の意味や役割が分からないことだったので、WEBで調べれば、解決できました。
ーー修了試験【深層学習】はどのように取り組みましたか?
私は2回目で合格しました。1回目で間違った部分の復習と、動画講義の見直しをしました。
ーー修了してからE資格本試験まではどのように過ごしましたか?
E資格講座の修了試験、練習問題の反復練習、AVILENの模試、黒本も最終章まとめ問題、間違った章の復習をして、本試験に臨みました。
E資格合格後の手応え
ーーE資格合格後、業務上の変化はありましたか?
以前はLightGBMなどを使って、どの特徴量が重要かを検証する程度だったのですが、プロダクト開発演習で諦めてしまった「ディープラーニングを使った簡単な勝敗予測」も今は実装できるようになったので、業務でできることが広がりつつあります。
ーーE資格取得後も勉強を続けているのですね
はい、今はCourseraでIBMが主催している「Deep Neural Networks with PyTorch」を受講しています。E資格を通して、AIの勉強が更に面白くなりました。
ーー今後、やりたいと考えていることはありますか?
「未来の予測」に興味があります。ドラマの展開やスポーツの勝敗など、多くの人は未来を予測することに楽しみを見出していると思います。また、天気予報のように予測の精度があがることで、生活がより便利になります。ですので、時系列データの扱いに長けたエンジニアになって「未来を予測」したいというのが私の夢です。
ーーAI人材を目指すうえでE資格を他の方にもおすすめしますか?
AIに携わる方、興味のある方は、E資格に合格するくらいの知識を持っていた方がいいと思います。
ただ、資格を持っているだけでは、AIのプロフェッショナルの方々からは評価されないと思いますので、E資格は浅く広い基礎固めという認識をしています。
ーーこれからE資格受験を考えている人にアドバイスはありますか?
これは合格した後に気が付いたのですが、E資格の勉強は知識ベースで進めるより、開発ベースで進めたほうがよいです。
知識をため込むだけだと過学習、未学習の状態になってしまい、合格後は使えない知識になってしまいます。開発を通して知識を定着させれば、合格した後も使える普遍的な知識が身に付くと思います。期限が決まっているので、あまり悠長に作りたいものを作れるとは限りませんが、AVILENが用意している開発のサンプルテーマのうち簡単なレベルのものは作れるようになっておくと良いと思います。
ーーありがとうございました!
記事の筆者
AVILEN編集部
株式会社AVILEN