E資格合格者インタビュー「合格後、Kaggleメダリストに – E資格の効果を実感」

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E資格合格者インタビュー「合格後、Kaggleメダリストに – E資格の効果を実感」

有限会社ノヴァトレードの代表を務める若林さん。自らエンジニアとしてWEB・アプリ開発をする傍ら、AVILENの「全人類がわかるE資格講座」を修了し、E資格2021#2に合格しました。今回は、E資格を目指したきっかけや、スケジュールについてインタビューしました。(E資格講座について知りたい方はこちら

E資格合格者インタビュー 若林さん

ーーE資格合格おめでとうございます!まずは簡単に若林さんの自己紹介をお願いします。

システム開発の会社の代表で、新規事業開発やアプリ開発の受託事業を行っています。WEB開発は15年、アプリ開発は8年ほど経験があって、Java、Ruby、PHP、Kotlin、Pythonといったプログラミング言語を扱っています。

E資格受験を決めた理由

ーーAIエンジニアリングに興味を持ったきっかけは何でしたか?

機械学習の案件を受けている友人からすすめられたのが最初のきっかけです。私もデータ分析領域の開発を受託できるようになりたいという思いを3~4年前くらいから持っていて、独学を始めました。

ーー独学はどのように進めていましたか?

AIの知識や技術を身に着けるために何をしていいか分からず、いろいろつまみ食いをしました。独学する中でも自分で作ってみたいと思って、Kaggleのタイタニックコンペなど初歩的なところから取り組んでいましたが、やってはやめての繰り返しでしたね。

ーーその中でE資格の受験を目指した理由は何ですか?

独学だと勉強が続かないと思い立って、「なんとなくAIを勉強する」ではなく「データサイエンティストになる」ことを目標にして、勉強の効果向上、継続のためのマイルストーンに「E資格合格」を設定しました。

難易度は高そうでしたが、エンジニアとして、機械学習を自分で理解して実装できるようになりたいという気持ちから、このレベルの資格取得を目指しました。

AVILENのE資格講座を選んだ理由

ーー数あるJDLA認定プログラムの中からAVILENを選んだ決め手を教えてください。

複数の事業者を比較して、最初に惹かれたのが合格率の高さです。講座の中身を見て、この講座なら動画もあり、ボリュームも多く、自分になりに時間をかけてやり込めば実力がつくのではないか?と考えました。また、講師陣の経歴も判断材料の1つになりました。

ーーE資格の勉強を始める前の知識はどのくらいありましたか?

大学は文学部で、数学は高校までの知識でした。統計学の学習も全くしてこなかったので、情報理論なども初見でした。機械学習は、先ほどもお話しした通り、Kaggleなど2年程度独学をしていました。

E資格合格までの学習の進め方

ーーどのようなスケジュールで学習を進めましたか?

2021年1月からE資格の検討を始めて、2月にAVILENに申し込みました。2月~5月で機械学習講座、6月~8月でE資格講座というスケジュールでした。

モチベーションを維持するために、1月にE資格取得までのスケジュールを立てました。統計検定4級を2月に、G検定を3月に、統計検定3級を5月といったように、E資格に必要な背景知識を確認する資格取得もスケジュールに入れました。

統計検定2級は7月に受けようと思いましたが、E資格の範囲外の部分が多く、勉強している余裕がなかったので、E資格受験後の9月に取得しました。

ーーすごいですね!スケジュールはうまくいきましたか?

統計検定2級を戦略的に後ろ倒しにした以外は総じて予定通りに進みました。簡単な資格から挑戦することで、計画的な学習やモチベーションの維持がうまくいきました。
平日は2時間、休日は8時間くらい勉強していたと思います。

ーーE資格講座の勉強はどのように進めましたか?

動画視聴後、先にコーディング実装の課題に取り組み、その後に修了試験を受験しました。プロダクト課題は自分の身になるものを残したいと思い、実務で関わっている新規事業のスタートアップ案件に深層学習を取り入れるとどうなるかという課題設定をして取り組みました。

課題を進めるための知識補完のために書籍も読みました。「ゼロから作るDeep Learning」は一番使いましたね。他にもIan Goodfellowの「深層学習」や黒本も参照しました。
数学や統計など基礎講座の範囲は、ネットやYoutubeで苦手なところをピンポイントで調べたり、統計検定の問題集などを使ったりしました。

E資格取得後の手応え

ーーE資格に合格して変化したことや、ネクストアクションはありますか?

Kaggleで銅メダルが取れました。これは完全にE資格で勉強したことの効果です。去年までは、公開されているノートブックをいじるくらいしかできませんでしたが、今回は得た知識を使って、精度を向上させて、スコアを上げるという流れでメダルが獲れたので、学びを実感しています。

ただし、「データを分析する=製品ができる」ということではないので、企業の経営層がデータ分析の意義を理解していないと、主観で製品をどんどん作って、失敗するといったことになりかねません。仕事柄、案件に参画することが多いので、データ分析の必要性や影響を正しく伝えられる立場になれればと思います。

ーーありがとうございました!