標準正規分布表の見方と作成方法
標準正規分布表とは
あるデータが正規分布に従う場合、このデータを標準化することで、標準正規分布表から確率を求めることができます。
標準正規分布の上側確率の表(0~4.49)
表の見方
この表は、標準正規分布においてその値以上の値を取る確率を表しています。
例えば、1.96以上の値を取る確率を知りたい場合は、左見出しにある1.9と上見出しにある0.06の交差しているところを見ます。すると、0.02500と分かります。
逆に、確率0.05のときのuの値を知りたければ、表の中から0.05に近い値を見つけます。すると、uは1.64と1.65の間であるということが分かります。
Googleスプレッドシートでの作成方法
GoogleスプレッドシートでNORMSDISTという関数使って上記の標準正規分布表を作成する方法を説明します。エクセルでも同様に作成可能です。
手順①見出しを作る
下図のように、横軸と縦軸を作成します。
手順②:B2セルに関数を入力
B2セルに以下の関数を入力します。
=1-NORMSDIST($A2+B$1)
手順③:B2をK2までドラッグ&ドロップ
手順④:B2~K2を一番最後の行までドラッグ&ドロップ
この例だとセルA46に縦軸最後の値である4.4が入っているのでB46~K46までドラッグ&ドロップすると完成です。
関連記事
カテゴリ: 正規分布
関連するサービス
記事の筆者
AVILEN編集部
株式会社AVILEN