丸紅社員向けにAI研修、「間違いなく会社全体のAIリテラシー底上げにつながる」

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丸紅社員向けにAI研修、「間違いなく会社全体のAIリテラシー底上げにつながる」

AVILEN(アヴィレン)は、丸紅社員延べ140人対象にAI・機械学習の基礎知識などの研修を提供。ハンズオンで実施した「AIビジネス研修」では基礎知識や開発・導入の事例などを解説し、オンラインで実施した「データサイエンティスト研修」ではプロジェクトの一部開発を担うエンジニア向けの研修を行いました。

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AI・機械学習の基本的知識、開発依頼・導入・運営の実務など解説

AVILEN(アヴィレン)は丸紅の社員延べ140人を対象に、AI・機械学習の基本的知識や開発依頼・導入・運営の実務、時系列データ解析の手法などを解説する研修を提供した。

AVILEN取締役・高橋光太郎

「間違いなく会社全体のAIリテラシー底上げに」と丸紅担当者

AVILENと共に研修の企画・運営に携わる丸紅デジタル・イノベーション室データアナリティクス課の木本純也氏は「弊社では、すでにAIの活用の取り組みが広がっており、また多くの社員がAIの導入・活用に興味を持っている中で新たな取り組みも多数出てきている」とコメント。「間違いなく会社全体の(AIリテラシー)底上げにつながっており、大変ありがたいと思っている」と話した。 
丸紅・木本氏(写真右)

ビジネスパーソン向けはハンズオン、エンジニア向けはオンラインで

AVILENが提供しているは研修は「AIビジネス研修」(会場で講義するハンズオン形式)と、「データサイエンティスト研修」(オンライン配信形式で実施)の2種類。2020年2月7日から2月20日のスケジュールでハンズオン研修を実施、オンライン研修は半年間かけて実施している。

「AIビジネス研修」は、AI・機械学習の基本知識や開発・導入の事例などを幅広く解説。実際にAIを導入する際に取り扱うべきデータの量・範囲や、社内で事前にエンジニアと相談しておくべき項目、解決が求められる課題、ビジネスパーソンとして押さえておくべき事柄などの論点を整理したワークシートを策定し、グループディスカッションも行う。

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これらAI導入のシミュレーションを通じて、受講者自身に、AIを実務(組織立ち上げ・開発依頼・導入・営業など)に有効活用するためのアイデアを引き出してもらうことが主な目的。

研修中の様子

チーム毎に、AI活用の企画ワークを実施

AVILENが提供する「データサイエンティスト研修」は機械学習・統計学・時系列データ解析への理解を深めることにとどまらず、事業目標の達成に向けて、プロジェクトの一部開発を担えるエンジニア、さらには、必要な手法を駆使して開発をリードできるエンジニアを育成するのがコンセプト。AI・機械学習モデルを実装するスキルを中心に学ぶことを通じて、理論的かつ実践的な手法を習得してもらうことが最大の狙い。

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