指数分布の公式の確認
積率母関数 | MX(t)=λ−tλ |
期待値 | E(X)=λ1 |
分散 | V(X)=λ21 |
積率母関数の導出
MX(t)=E(etX)=∫0∞etxf(x)dx=∫0∞etxλe−λxdx=λ∫0∞e−(λ−t)xdx=λ[t−λe(t−λ)x]0∞=t−λλ(0−1)=λ−tλ
補足
tは積率母関数の定義より0に限りなく近い値である。
λは指数分布の定義より、正のパラメータである。
よって、t−λは負の値になる。よって、
x→∞lime(t−λ)x=0
である。
期待値の導出
E(X)=dtdMX(t)t=0=(λ−t)2λt=0=λ1
分散の導出
E(X2)V(X)=dt2d2MX(t)t=0=((λ−t)2λ)′t=0=(λ−t)4−λ2(λ−t)(−1)t=0=λ22=E(X2)−(E(X))2=λ22−λ21=λ21
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